人のココロは何か足りない

 

人間のココロすべて理解できるほど人間は進歩してないのよ確かに。
たとえば人格がある日突然入れ替わるなんてこともあるらしいんだか。

そういうのを精神医学屋は大体乖離性人格障害、なんて呼ぶし
実際現象を説明する単語としちゃ間違ってないのだろう。
だが、俗に言う多重人格もさっきの人格の入れ替わりも
いっしょこたに呼ぶのはどうなんだろう。

俗に言う多重人格というのは、精神的なストレスなどから
精神構造の内自我を制御する部分がいかれてしまうようなものだ。
言い方を変えればOSの一部がいかれてしまったようなもの、
とでもいえばいいのだろうか。

その一方人格が代わってしまう方は、脳の神経回路の一部が
何らかの原因で途切れてしまうことによる。
こっちは言い換えれば回路がぶちぎれてしまったようなものだ。

実際問題、神経の一部がぶちぎれて人格が変わる事例という
のはいくつかあって、1848年に起きたフィアネス・ゲージの事故の
が一番すさまじい。

彼は爆発事故の際に、前頭連合野を鉄の棒で貫かれた結果、
以前は真面目で有能だった人格が、粗野で乱暴な性格になってしまい、
彼の友人は「もはや彼はゲージではない」とすらいったそうだ。

…ていうか脳の一部吹っ飛んでも人間生きてるのな。
脳に関してはもっとすごい事例もあって、ある少女に脳腫瘍が
できて、それを切除するために右脳丸ごと取り除いたという。
それでも生きてるだけでなく、大変なリハビリで日常生活が
送れるまでになったというから驚きである。

人格の変化は常に微妙に起こっているだろうが、脳神経の
一部が損傷したりしたら大幅な人格変更も起こりうる

しかもこれは特定の人などの問題ではない。
誰にでも起こりうることなのだ。私にも、あなたにも。
…ある日突然お笑い芸人目指そうとしたりな

正直な話イヤすぎだろ。ある日突然

 

 

「芸人王に、オレはなる!!」

 

 

とかいいだしたら「とりあえず病院逝け」の一言も言いたくなる。

まぁそれで戻らないならあきらめもつく。
何らかの原因で神経回路にバイパスができて、元の人格が
戻ってしまう
可能性もある。

さっきの事例だと、コンビを組んでM1に出場している
最中に元に戻ったりしてな。
…元に戻った方が面白かったとかだったら泣く。

しかし戻る可能性があるということはだ、脳の中に
元の人格の神経回路が存在したということで…なんだか
幽霊みたいでなんともな。

また、人格が代わるといっても体自体は変わらないので
ある意味共通点というのはどこかしら出てくるだろう。

さて、結局のところ人格というのも情報なわけだけど、死んだらその情報は
どうなるのか。究極的には情報も拡散し、なくなる。
死者をよみがえらせようとする話は結局はうまくいかない。
なぜなら死者の持っていた情報を完全に再構成することが無理だからだ

だからこそ人間は、生命は尊い。今を生きようとするからこそ。
…時々しんどくなりますけど。休み休みいこう。

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